「学校生活の始まり」
家族や家を中心とした生活から、学校を中心とした新しい環境への移行がこの年齢の子供たちの発達に影響を与えます。遊びを中心に自由に行動することが許されていた環境から、学校という組織の中で行動がコントロールされる環境への変化は子供にとって大きなストレスになっています。スムーズな学校生活への移行を援助してあげることが大切です。
そして、この年代の特徴は、運動への歓び、無頓着、何の疑問もなく知識や能力を身につけることです。さらに、徐々に相手の立場を理解できるようになってきます。しかし、まだ大人に依存した仲間関係が中心です。大人の見方を取り入れ、自分や周りをとらえようとします。したがって、身近な大人(親、学校の先生そしてコーチ)は、全面的な権威を持ちます。この責任を大人たちは見本となるようしっかりと意識しなくてはなりません。
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